「すごくポテンシャルが高いんですけど...」川崎FWエリソンの課題を鄭大世が指摘!「足りない部分を感じる」

2024年04月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

オフ・ザ・ボールの動きに注目

今季新加入でここまで3得点をマークしているエリソン。写真:滝川敏之

 現役時代は川崎フロンターレなどで活躍した元北朝鮮代表FWの鄭大世氏が4月20日、テレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「サタデーナイトJ」に出演。川崎のFWエリソンについて語った。

 ブラジル出身のエリソンは、母国やポルトガルのクラブを経て、今季から川崎に加入。ここまで7試合に出場して3得点をマークしている。

 そんな25歳について、クラブOBの鄭大世氏は「ボックスの中のプレーはすごくポテンシャルが高いんですけど、いろいろと足りない部分を見ていて感じる」と指摘する。
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 同日に行なわれたJ1第9節の東京ヴェルディ戦(0-0)でのプレーを提示して説明。脇坂泰斗が右サイドからペナルティエリア内のマルシーニョに浮き球のパスを送った際のエリソンの動きに注目する。

「フォワードは(ボールが)頭を越えたらゴールにスプリントがセオリーなんですよね。だけど、まだボックスの外にいるわけじゃないですか。あそこでダイレクトのタイミングでゴールの前に入れたら。マルシーニョ選手は『入って来いよ』と言っていた。ここで、ダイレクトでキーパーとディフェンスの間に流し込んだら、簡単に点を取れますよね」

 エリソンのボールを持った時の個人技は高く評価した鄭大世氏だが、「マイナスで待っていたらゴールが遠くて、なかなか点は取れない」と見解を述べ、オフ・ザ・ボールの動きの改善に期待した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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