後半AT9分に不振を極めた男が…
土壇場の同点劇にハイタッチを交わすソン・フンミン(右)とファン・ヒチャン(左)。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)
現地1月30日、アジアカップ2023のラウンド16で韓国代表はサウジアラビア代表と対戦。4万大観衆の絶対アウェーの環境下で、見事1-1からPK戦をモノにした。
【動画】90+9分の起死回生弾! 韓国のチョ・ギュソンがサウジ戦で劇的同点ヘッド!
グループステージ3試合で5失点の守備を立て直すべく、韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督は今大会で初めて3バックを採用。サウジを相手にリトリートした守備で対峙、鋭いカウンターを何度か繰り出したが、前半をスコアレスで終える。
すると後半開始35秒で均衡を破られる。サウジの素早いパスワークにラインを突破され、後半頭から登場していたアブドゥラ・ラディーフに先制点を奪取された。その後はシステムを4バックに戻すなど人海戦術で一気に挽回。何度か掴んだ決定機でも決め切れずに不穏な空気が漂うなか、アディショナルタイム9分に不振を極めていたチョ・ギュソンが値千金の同点ヘッドをねじ込んだ。
試合は延長戦で決着がつかずにPK戦へ。これを韓国が4-2で制して、からくもベスト8への道をこじ開けた。
【動画】90+9分の起死回生弾! 韓国のチョ・ギュソンがサウジ戦で劇的同点ヘッド!
グループステージ3試合で5失点の守備を立て直すべく、韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督は今大会で初めて3バックを採用。サウジを相手にリトリートした守備で対峙、鋭いカウンターを何度か繰り出したが、前半をスコアレスで終える。
すると後半開始35秒で均衡を破られる。サウジの素早いパスワークにラインを突破され、後半頭から登場していたアブドゥラ・ラディーフに先制点を奪取された。その後はシステムを4バックに戻すなど人海戦術で一気に挽回。何度か掴んだ決定機でも決め切れずに不穏な空気が漂うなか、アディショナルタイム9分に不振を極めていたチョ・ギュソンが値千金の同点ヘッドをねじ込んだ。
試合は延長戦で決着がつかずにPK戦へ。これを韓国が4-2で制して、からくもベスト8への道をこじ開けた。
韓国メディアはドラマチックな展開に狂喜乱舞。全国紙『スポーツ朝鮮』は「3バックが機能したとは言い難いが、韓国は最後まで諦めずに戦い抜いた結果、最高の勝利を得た。サウジアラビアは1点を取ってからはいわゆる"お眠りサッカー"を繰り返し、韓国選手は少し触れてだけでピッチに倒れ込む中東ならでの振る舞いを続けた。その天罰が下ったのだ。韓国こそが勝者に相応しいサッカーを貫いた」と報じた。
準々決勝に駒を進めた韓国は、現地2月2日にオーストラリアと対戦する。またしても優勝候補が相手と、いばらの道が続く。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】アジアカップ2023を彩る各国美女サポーターを特集!
準々決勝に駒を進めた韓国は、現地2月2日にオーストラリアと対戦する。またしても優勝候補が相手と、いばらの道が続く。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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