現地時間１月30日、カタールで開催されているアジアカップのラウンド16で、ウズベキスタン代表と、石井正忠監督率いるタイ代表が対戦した。

　立ち上がりは両チームとも思うように攻撃の形が作れないなか、最初にシュートチャンスを迎えたのはタイだった。８分、ポンプンの右CKにドーラが頭で合わせるも、枠を捉えられない。

　一方、徐々にペースを掴むウズベキスタンは18分に好機を掴む。ウルノフがマシャリポフとの巧みなワンツーでボックス内に侵入し、決定機を迎えたが上手くミートできない。さらにその５分後には、マシャリポフが右足でミドルを放つも、GKカンマイの好セーブに防がれた。

　それでも37分に試合を動かす。ウズベキスタンはホルマトフの浮き球パスを見事な胸トラップで収めたトゥルグンボエフが鮮やかなボレーを叩き込んで先制点を奪った。このままウズベキスタンの１点リードで前半を終える。
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　今大会初失点を喫したタイは後半、58分に途中出場のスパチョークがペナルティエリア手前の中央から見事なコントロールショットを突き刺して、試合を振り出しに戻した。

　追いつかれたウズベキスタンは65分に勝ち越しに成功する。ボックス手前でパスを受けたファイズラエフが振り向きざまに右足のシュート。これがゴール左に吸い込まれた。

　再びビハインドを負ったタイはその後、猛攻を仕掛けるも得点は奪えず。試合はこのまま２－１で終了し、勝利したウズベキスタンが８強入りを果たした。

　ウズベキスタンは２月４日に行なわれる準々決勝で、開催国のカタール代表と激突する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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