まさに劇的な逆転勝ちだ。

　現地１月29日、カタールで開催されているアジアカップのラウンド16で、D組を首位突破したイラクと、E組を３位通過したヨルダンが対戦。３－２でヨルダンが勝利を収めた。

　先手を取ったのはヨルダン。45＋１分、相手のミスを突いてヤザン・アル・ナイマトが見事なループショットを沈める。ビハインドのイラクは68分、セットプレーからスアド・ナティクがヘディングシュートを叩き込むと、76分にエースのアイメン・フセインが、今大会６点目となるゴールを決める。

　イラクの１点リードで、時計の針は90分を回る。このまま試合終了かと思われた90＋５分、ヨルダンがヤザン・アル・アラブの得点で追いつくと、その２分後にニザール・アル・ラシュダンが逆転弾。最後の最後に試合をひっくり返した。
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　ヨルダンは大会の開幕前に、非公式で日本と対戦し１－６で敗れている。日本はグループステージでイラクに１－２で敗戦。この事実から、戦前の力関係はイラクが上とも見られていたが、勝者となったのはヨルダンだった。

　衝撃の結末に、SNS上では「とんでもない試合だこれはw」「ヨルダンやるな！面白い！」「まさかの展開だったな」「決勝戦並みの迫力だった」「イラク、日本に勝ってヨルダンに負ける」「日本に勝ったイラクにヨルダンが勝つってすげーなぁ」「何が起こるかわかんなすぎてほん怖」「アジアカップ面白いな」といった声があがっている。

　難敵を下したヨルダンは、ラウンド16でPK戦の末にUAEに競り勝ったタジキスタンと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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