「夏に加入してもショックではない」板倉滉に関心報道のリバプール、専門サイトが見解「価格に十二分に見合う選手」

2024年01月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「非常に堅実なスタッツを残している」

ビッグクラブからの関心が取り沙汰されている板倉。(C)Getty Images

 ボルシアMGの板倉滉は、先日からプレミアリーグ強豪の関心が騒がれている。

 ドイツでの報道を受け、英国メディアもリバプールやトッテナムの興味を伝えた。かつて南野拓実が在籍し、現在は遠藤航が所属するリバプールや、横浜F・マリノスやセルティックで日本人選手を指導したアンジェ・ポステコグルー監督が率いるトッテナムへの移籍があるのか注目だ。

 リバプール専門サイト『Anfield Watch』は1月21日、「コウ・イタクラとは何者か?」との見出しで日本代表DFを紹介。経歴を伝えつつ、「リバプールが関心を抱いている理由は簡単に分かる」と、ユルゲン・クロップ監督のチームにとって板倉がふさわしい補強になるとの見解を示した。

 同メディアは「イタクラはキャリアの全盛期に差し掛かっており、900万ポンド(約16億2000万円)に満たない選手としては非常に堅実なスタッツを残している」と伝えている。

「例えばパスは成功率90%。リバプールはCBのパスの安定性が大事なチームであり、イタクラがそれを提供できることは確かだ。1試合平均ブロックも1.86で、リバプールなら3位、DFでは最高の数字だ」

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 Anfield Watchは「大きな弱点もある。空中戦があまり強くなく、デュエル勝率は53%だ。比較すると、欧州最高のフィルジル・ファン・ダイクは82%。リバプール守備陣で最も低くても66%だ」と指摘しつつ、「だが、850万ポンド(約15億3000万円)の選手に完璧を期待できない」と締めくくった。

「イタクラは報じられている価格に十二分に見合う選手で、夏にリバプールに加入してもショックではない」

 遠藤と板倉の日本代表コンビがクラブでもチームメイトとなり、リバプールの中盤と最終ラインを支える存在になることはあるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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