[日本代表のイラク戦スタメン予想]ベトナム戦から5人を変更と予測。堂安、上田らが先発か。注目の久保と冨安は?【アジア杯】

2024年01月19日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

予想が難しいのはCB板倉の相棒

日本代表のイラク戦スタメン予想。(C)SOCCER DIGEST

 日本代表は、1月19日に開催されるアジアカップのグループステージ第2節でイラク代表と対戦する。

 ベトナムとの初戦に4-2で勝利した森保ジャパンは、インドネシアを3-1で下したイラクを叩けば、グループステージ突破が確定する。

 3大会ぶりの戴冠を目ざしている日本は、残り6試合を見据えてマネジメントをする必要がある。グループ最大の難敵が相手とはいえターンオーバーは不可欠で、ベトナム戦からスタメン5人を入れ替えると予測した。

 システムはその試合と同様に4-2-3-1で、GKは鈴木彩艶(シント=トロイデン)。初戦で痛恨の失点があったものの、変更はないだろう。
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 右SBは、初戦でやや精彩を欠いた菅原由勢(AZ)ではなく、毎熊晟矢(セレッソ大阪)をチョイスすると見る。相手の左サイドのアタックは強力ながら、逆に得意の攻撃力で押し込みたいところだ。

 CBの一枚は、ベトナム戦で先発した板倉滉(ボルシアMG)で確実か。予想が難しいのはコンビを組む相棒で、その試合で好プレーを見せた谷口彰悟(アル・ラーヤン)を引き続き起用する手もあるし、初戦ではコンディション調整でベンチ外となった冨安健洋(アーセナル)の可能性もある。ただ、高さのある相手に対して、190センチの町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワース)を抜擢するのではないか。

 森保一監督は前日会見で、冨安について「すべてのトレーニングに入っているし、明日の試合もプレー可能」と話していた。だが、ここまでの調整も慎重に進めてきたため、まだ先発はさせないのではないかと読んだ。

 左SBは、ベトナム戦の前に別メニューとなり、当初は予想されていた先発が見送られた中山雄太(ハダースフィールド)だ。伊藤洋輝(シュツットガルト)に替わってスターターを務めるだろう。

 キャプテンの遠藤航(リバプール)と守田英正(スポルティング)が継続してピッチに立つと見込まれるのがダブルボランチだ。第1戦と同様、展開次第で佐野海舟(鹿島アントラーズ)を投入し、2人の負担を軽減する手を打つと見ている。
 

次ページ注目の2列目の人選はどうなる?

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