「ベトナム戦で2失点。不満の声は重圧?」「まだ優勝候補と言える?」決戦前にイラク側が追求。森保監督の答えは――【アジア杯】

2024年01月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「見てもらえていることが1番ありがたい」

イラク戦の前日会見に出席した森保監督。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 日本代表は1月19日、アジアカップのグループステージ第2節で、イラクと相まみえる。決戦前日に、森保一監督が記者会見に出席した。

 森保ジャパンは初戦でベトナムを4-2で撃破。しかし、一時逆転を許すなど、思わぬ苦戦を強いられたなか、イラクメディアから「ベトナム戦で2失点して、ファンから不満の声も聞こえてきたと思う。それは監督にとってプレッシャーになるのか、気にしないでいくのか。また、初戦を経て、日本はまだ優勝候補と言えるのか?」との質問が飛んだ。

 このやや厳しめの追及に対し、森保監督はまず「失点も含めて、批判の声があるのは、調べているわけではないが、理解している。全ての試合に称賛もあれば批判もあると思っている。圧倒的な力を見せての勝利を期待してくれていた方々からは、批判が上がるのも受け入れていきたい」と回答。そのうえで、決してブレないスタンスをこう示した。
【アジア杯PHOTO】イラク戦に向けて引き締まった表情で調整を続ける日本代表
「ただ、我々がやることは変わらないし、 成果も課題も必ず出てくるところがゲーム。冷静に、自分たちがやれていることと改善することを踏まえて、次の試合に臨んでいく部分では、全く変わりはない。批判の声も含めて、見てもらえていることが1番ありがたいので、称賛も批判も含めて大きな輪があると嬉しいなと思っている」

 そして指揮官は最後に、「我々が優勝候補かどうかは、皆さんに評価をお任せしたい。だけど、我々が優勝を狙っていることは間違いない」と断言。ギラギラした闘志を決して隠さず、言葉にした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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