「相当練習した」日本に衝撃!ベトナム19歳FWが曲芸バックヘッド弾の裏側を明かす「トルシエ監督が自信を与えてくれた」【アジア杯】

2024年01月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

各方面でトルシエマジックが冴え渡る

堂々たるプレーで日本を苦しめたディン・バク。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

[アジア杯GS第1節]日本 4-2 ベトナム/1月14日/アルトゥマーマ・スタジアム

 日本に衝撃を与えた19歳のストライカーが、会心の一撃を振り返った。

 森保ジャパンは、元日本代表監督のフィリップ・トルシエが率いるベトナムとアジアカップの初戦で対戦。開始11分で先制した後に逆転を許し、冷や汗をかいたものの、前半のうちにリードを奪い返し、最終的に4-2で白星発進を飾った。

 バタつくきっかけとなったのが、1-0で迎えた16分の失点だ。CKから、ニアに飛び込んだグエン・ディン・バクに曲芸的なバックヘッドで叩き込まれた。

 ベトナムメディア『VnExpress』によれば、ディン・バクは「日本戦で得点できてとても嬉しい」と頬を緩め、努力の賜物だと胸を張った。
【動画】敵ながら大アッパレ!ベトナムFWの衝撃ゴラッソ
「1-1の同点に追いつくヘディングシュートは、チームメイトと相当練習したんだ。ハードな練習を積み重ねた成果だね。トルシエ監督が自信を与えてくれたおかげで、僕らは自分たちのベストを発揮し、観客に良い試合を見せられた。初戦は負けてしまったけど、グループステージの残り2試合でより良いプレーができるよう、気を引き締めて前に進みたい」

 日本にとっては課題のセットプレーから鮮やかにネットを揺らしたベトナム。各方面でトルシエマジックが冴え渡った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】日本代表のベトナム戦出場16選手&監督の採点・寸評。4発勝利も6人に5点台の厳しい評価。MOMは2G1Aの8番
 

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