「本当に驚いた」ブライトン指揮官が困惑したアジア杯招集。三笘薫は問題ないと強調「しっかりコミュニケーションをとって呼ばれた」

2024年01月13日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

「彼がアジアカップでプレーできると考えるのは私には難しい」

別メニューのトレーニングの後で取材に応じた三笘。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 ブライトンの三笘薫は昨年12月21日のクリスタル・パレス戦で左足首を故障。アジアカップへの出場が危ぶまれたが、メンバー入りを果たした。

 たた、日本代表のメンバーが発表された後に、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督は、「メディカルスタッフからミトマの負傷は4~6週間かかると言われていたので、本当に驚いている。彼がアジアカップでプレーできると考えるのは私には難しい」と発言。小さくない反響を呼んでいた。

 1月12日の練習後、取材に対応した三笘に「来る前に監督と話をしたか」と尋ねると、26歳のアタッカーは「そうですね」と答え、問題はないと強調した。

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「コミュニケーションを取ってますし、(件の発言は)呼ばれてすぐの段階だったので。もちろん監督の意思というかそれは僕にもわかることですし、でも代表としっかりコミュニケーションを取って呼ばれたので、そこはまったく問題ないかなと思います」

 ブライトンに故障者が続出している事情もあり、指揮官としては必要不可欠なドリブラー、怪我の抱えた状態でアジアカップに向かわせることに戸惑いがあったのかもしれない。だが、最終的にはしっかりコミュニケーションを取ったうえで、送り出されたようだ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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