ボルシアMGのDF板倉滉は、年末のタイ戦で日本代表に招集された後、いったんドイツに帰還。ゴー・アヘッド・イーグルスとの練習試合（30分×４本）に60分間出場し、足首の手術から復帰後初めて実戦のピッチに立った。

　この試合では、ボルシアMGのU-23チームに所属するFW福田師王も途中出場。ゴール前で相手からボールを奪うと、反転からの左足シュートでネットを揺らしてみせた。

　８日の練習から日本代表に合流した板倉は、その19歳について、「シオウ、すごいっすね。毎試合のようにトップチ―ムに来た時、点を取ってるから」と驚嘆。トップチーム入りに太鼓判をおしている。
【動画】板倉滉も称賛した福田師王の豪快フィニッシュ

「トップチームでやれる実力を持っていると思う。彼のメンタリティは、海外でやっていくうえで、素晴らしいものを持っているのを近くにいて感じるので。早くトップチームでずっとやれるようにと思っています」

　神村学園からJリーグを経由せずに、ドイツの名門と契約を結んだストライカーは着実に力をつけているようだ。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部／現地特派）

「日本は本当に強い。７連勝で優勝できる」カタールで他国記者に訊いた森保ジャパンの"リアル評"「２チーム連れて来るのも可能だ」