「かっこいいチームになった」近江の前田高孝監督、選手たちに労い。青森山田の強さにも言及「ロングスローだけではない」「あまり注目されてないですけど…」【選手権】

2024年01月08日 中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

決勝では1-3で敗れる

近江を初の決勝に導いた前田監督。写真:滝川敏之

[高校選手権 決勝]青森山田(青森)3-1 近江(滋賀)/1月8日/国立

 1月8日に国立競技場で開催された選手権の決勝で、近江は青森山田と対戦。惜しくも1-3で敗れて準優勝となった。

 近江は33分に先制を許したが、47分に見事な連係から最後は途中出場の山本諒が押し込み、試合を振り出しに戻す。しかし60分に勝ち越し弾を決められると、その10分後にもオウンゴールを献上。その後、ゴールは奪えなかった。

 ここまで快進撃を続けてきた近江の前田高孝監督は、「本当にかっこいいチームになった。すがすがしく戦いました」と選手たちを労った。
【厳選ショット】後半に圧巻の勝負強さを発揮!3ゴールを奪い、2年ぶり4度目の優勝!|選手権決勝 青森山田3-1近江
 また、ファイナルを戦った青森山田の強さについては、こう述べている。

「あまり注目されてないと思うんですけど、前の子たちが上手いんですよね。ただロングスローや長いボールだけで勝ってきたわけではない。彼らはピッチのなかで最短最速で技術を発揮するチーム。今まではテレビでしか知らなかったですが、改めて強さを実感しました」

 そして指揮官は、そんな強豪と熱戦を繰り広げた近江の選手たちに「本当に一生懸命戦ってくれましたし、間違いなくよくやってくれた。一番伝えたいのは、優勝でも準優勝でも過去を引きずらずに今を生きていってほしい」と言葉を贈った。

取材・文●中川 翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

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