現地１月７日に行なわれたFAカップ３回戦で、マンチェスター・シティは２部のハダースフィールドと対戦。格の違いを見せつけ、５－０で完勝した。

　この一戦で、故障明けのケビン・デ・ブライネが戦列復帰。リーグ開幕戦でハムストリングを負傷し、長くピッチから遠ざかっていた32歳は57分に途中出場。英公共放送『BBC』によれば、デ・ブライネが姿を現わすと、スタンディングオベーションで迎えられたという。

　記事では、ジョゼップ・グアルディオラ監督のコメントも紹介。「ケビンは国民からどれだけ愛されているかを知っているに違いない」と述べ、こう続ける。
【動画】デ・ブライネ、復帰戦で絶妙アシスト！ 強烈なミドルも

「彼は信じられないほど素晴らしいよ。退団を決めるか引退するまで、永遠に最も愛される選手の一人だろう。我々は本当に喜んでいるんだ」

　デ・ブライネはチームの４点目に絡むと、74分には正確なクロスでジェレミー・ドクのダメ押し弾をアシスト。『BBCスポーツ』で解説を務めた元エバートンのレオン・オスマン氏は「デ・ブライネは、エリアにいるチームメイトを選び出す能力を持っている。常に全体を見渡すことができるんだ」と称えた。

　約５か月ぶりの実戦で、健在ぶりを披露。ただ、グアルディオラ監督は慎重な構えを崩さない。「以前にも言ったことだが、彼には試合よりもトレーニングの積み重ねが必要だ。ニューカッスル（１月13日開催のプレミア第21節）でもう一度、チャンスがあり、その後はアブダビで２週間、良いトレーニングができる」と、さらに多くの練習が必要であることを強調した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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