日本代表DF町田浩樹がリバプール撃破で掴んだ自信。板倉&冨安が万全ではない状況にも「誰がいるとかいないとかは関係ない」

2024年01月08日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

「しっかり国に貢献できるように頑張りたい」

CBでも左SBでもプレーできる町田。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 アジアカップに挑む日本代表のメンバーに選出されたユニオン・サン=ジロワーズのDF町田浩樹は、「素直に嬉しいですし、チームやこれまでの代表活動でやって来たことが評価されての招集だと思うので、しっかり国に貢献できるように頑張りたい」と意気込みを語った。

 ユニオンSGは、ヨーロッパリーグのグループステージで遠藤航が所属する優勝候補のリバプールと同居。相手がメンバーを落としていたとはいえ、ホームではプレミアリーグの強豪を撃破した。

 その試合でも堂々たるプレーを披露した26歳は「トップオブトップの選手と対峙することで、スピード感だったり、上手さというのは身をもって感じましたし、その中でもやれるという自信もある」と話しつつ、「ただ、アジアカップはどちらかというと、自分たちが上の立場になるんで、そこは戦い方が変わると思います」と続けている。

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 CB陣では、手術をした板倉滉は実戦復帰を果たしたばかりで、カタール入りも遅れた。故障明けの冨安健洋もここまで別メニュー調整と決して万全ではない。町田の出場機会は自ずと増えていくのではないか。

「もし彼らがいなかったとしても、優勝できる戦力があると思いますし、自分もその一員として、チームを助けられたら。誰がいるからとか誰がいないからとか関係なく、優勝を目ざしてやっていきたい」

 その言葉には、ベルギーで得た確固たる自信が感じられた。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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