「日本はとても強い。おそらく決勝に進む」“ライバル国”は森保Jをどう評価している? サウジメディアの記者に直撃!「非常に組織的で、コンピューターのようにプレーする」

2024年01月08日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

「日本はこの大会で歴史を残してきた」

ドーハで調整をしている日本代表。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表は破竹のAマッチ9連勝でアジアカップを迎えた。

 攻守においてタレントが充実し、層の厚さは間違いなく出場国の中でトップだろう。とはいえ、アジアの戦いが一筋縄ではいかないのは、過去の大会からも明らか。3大会ぶりの戴冠はもちろん簡単ではない。

 韓国、オーストラリア、イランなどと共に、日本の前に立ちはだかるライバルのひとつがサウジアラビアだ。2022年カタール・ワールドカップのアジア最終予選でもアウェーで0-1と敗れたように、日本は何度も苦戦を強いられてきた。

 そのサウジのメディアは日本をどう見ているのだろうか。同国の日刊紙『Al Sharq』のモハメド・アラクダール記者に話を訊いた。

「日本代表はとても強く、アジア最高のチームの一つだ。どんな記者でも、日本がベスト4には来ると予測するだろう。おそらく彼らは決勝に進出する。サウジやイラクといったチームも強いが、日本はこの大会で歴史を残してきた」

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 同記者は、「彼らには非常にスケールの大きな選手がいる。そしてエキスパートがいる。ワールドカップに何度も出場していて、そういった大会でプレーした経験がある。したがって、日本は少なくとも準決勝には進むだろう。彼らはタイトルを獲得して日本に戻るかもしれない」と森保ジャパンを評価。その特長をこう話している。

「日本は非常に組織的で、コンピューターのようにプレーする、得点を狙うモチベーションも高い。オーガナイズされているので、相手は得点するのに苦労する。ラインディフェンスがよく統率されている。もちろん、攻撃でもだ。だから、このトーナメントで良い結果を残せると思う」

 仮に日本とサウジが揃ってグループステージを首位で突破した場合、両国は準決勝で激突する。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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