セルティックでの古橋亨梧を見ている者にとって、アジアカップに臨む日本代表メンバーに選ばれなかったことは、やはり衝撃だったようだ。

　得点王と年間最優秀選手に輝いた昨季と比べると、今季の古橋は得点力がペースダウンしている。約１カ月にわたってゴールがなく、批判を浴びた時期もあった。

　だが、古橋がセルティックの絶対的エースであることは変わらない。先日のレンジャーズ戦でもネットを揺らし、改めて大一番での勝負強さも見せつけている。
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　専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、OBのアンディ・ウォーカーは『Go Radio』で「彼が代表戦に行かないのは驚きだ。もちろん、セルティックにとっては大きなボーナスだがね」と、古橋の代表落選はショックだったと話した。
 

「彼は大舞台、特にレンジャーズ戦でいつも得点をあげるかのようだ。今回代表に選ばれなかったことで彼がどうなるかが気になる。彼が素晴らしい能力の選手であるのは明らかだ。セルティックで大事な得点をあげている。本人が代表でのプレーを望んでいるのは当然だ。『逃したものが何かを見せてやる』というチャンスとしてとらえ、得点を積み重ねていけるだろうか」

　コメントを伝えた67 HAIL HAILは「確かにファンはこの時期にキョウゴがもっと得点をあげていることを期待していた。だが、彼はビッグマッチで活躍してきた」と報じている。

「彼にできることを知っているだけに、スコットランドの他クラブは今季も大事な局面でキョウゴの格を目撃することになるだろう。そして周知のとおり、彼が活躍すれば、タイトルの行方はひとつの方向にしか向かわない」

　カタール・ワールドカップに続く落選に、古橋は雪辱を期しているだろう。今季もセルティックの戴冠に貢献し、存在感を見せつけることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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