「もちろん残りたい。でも主将だし代表も重要」遠藤航、アジア杯による離脱に複雑な胸中明かす。好調の要因は「最も重要なのは...」

2024年01月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自信がついたのも大きい」

好調のままアジアカップへと向かう遠藤。(C)Getty Images

 リバプールの遠藤航にとって、2023年の12月が大きな転機となったことは間違いないだろう。

 夏に加入して以降、プレミアリーグへの適応に苦しんだ時期もあった遠藤だが、アレクシス・マカリステルが負傷で離脱している間に、チームに欠かせない存在となった。

 過密日程の中で多くの試合に先発出場し、アーセナル戦などビッグマッチでも貢献した遠藤は、12月のクラブ月間MVPに選出されている。

 英紙『Mirror』によると、遠藤は「自分がここに来た理由を示す必要があった。以前よりも良いプレーができたと思う。僕らは首位で、僕は自分の仕事をしたと感じているよ」と話した。

「僕にとって最も重要なのは、プレーのリズムだ。スピードに適応し、ファイトを楽しんでいる。自信がついたのも大きいね」

【動画】直近のニューカッスル戦でも遠藤の果敢な守備がリバプールの追加点に繋がる!
 チームにおける重要性が高まるにつれ、アジアカップ出場のための離脱を嘆く声も大きくなった。直近で中盤の底を支えてきた日本代表キャプテンの離脱が、リバプールにとって大きな痛手であることは確かだ。

 本人も「もちろんここに残りたい」と述べている。そのうえで、「でも、僕はキャプテンだから、代表選手として戦うことも重要だ」と続けた。

「アジアカップでは良い結果を残したい。でも、それはカタールにとどまる期間が長くなることを意味しているのも分かっている。だけど、マカリステルが戻り、リバプールは僕とモハメド・サラー不在でもうまくやれると信じているよ」

 遠藤がアジアカップでトロフィーを掲げ、自身とサラーの不在をチームが乗り越え、復帰後に再び輝きを放ち、シーズン後にリバプールでもトロフィーを獲得――そんな理想的な展開とすることができるか。遠藤とリバプールの冬のこれからに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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