「励ましのエールを送りたい」森保監督がタイ戦後、被災者にメッセージ「ロッカーでも話題は出た。何かアクションを起こせれば」

2024年01月01日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

国立競技場内にある記者会見室も揺れる

石川県での地震に言及した森保監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[国際親善試合]日本 5-0 タイ/1月1日/国立競技場

 東京都で行なわれたタイ戦後に、石川県で震度7の地震が発生。会場となった国立競技場内にある記者会見室も揺れ、報道陣の間でも不安の声が広がった。

 それからほどなくして森保一監督が登壇。指揮官は冒頭の挨拶でこう口にした。
【動画】好機を逃さずズドン!2024年森保J初ゴールは田中碧の右足から
「今、ニュースで石川県が大きな地震に見舞われたことを見させていただいています。ロッカーでもその話題は出ていました。まだ状況は把握しておりませんが、石川県で被災された方々にお見舞いを申し上げたいと思いますし、皆さんが無事であること、日常生活が壊れてしまうような被災が少しでも少ないことをお祈り申し上げます。 

 この被災の状況を見て、何かできることがあれば、現地で大変な思いをしている方々のために何かアクションを起こせればなと思います。まずは被災されている方、大変な思いをされている方々に、お見舞いを申し上げるとともに、この寒いなか耐えなければいけないところに...励ましのエールを送りたいと思います」

 最後に、少し間を置いて発した「励ましのエールを送りたいと思います」という言葉には、特に力が込められていた。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

【PHOTO】日本代表のタイ戦出場17選手&監督の採点・寸評。5発快勝も7点台は2人のみ。MOMは先制ゴールのMF
 

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