「日本のみなさん、すみませんでした」元ジェフの申在範が北朝鮮の暴挙を謝罪「俺の中では追放なんです」|アジア大会【2023総集編】

2023年12月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

コメント欄には「あなたが謝る必要は無い」「人種は関係ない」

試合後、北朝鮮の選手たちが審判に詰め寄る。(C)AP/AFLO

 今年も残すところあと3日となった。本稿では、2023年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、元Jリーガーが北朝鮮代表の暴挙を謝罪した記事を再掲する。

記事初掲載:2023年10月3日

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 在日朝鮮人で、Jリーグ草創期にジェフユナイテッド市原でプレーした申在範氏が、北朝鮮の選手の目に余る暴挙を謝罪した。

 U-22日本代表は10月1日、アジア競技大会の準々決勝でU-24北朝鮮代表と対戦し、2-1で接戦を制した。この一戦で何度も危険なファウルを犯した北朝鮮に、レフェリーは合計6枚のイエローカードを提示。また、同国の選手たちは、試合後も怒りが収まらず、主審に激しく詰め寄って取り囲み、警備員が出動する事態となった。

 衝撃の愚行として世界中から批判が飛び交うなか、申在範氏は2日にSNSを更新。「アジア大会、日本戦」と切り出し、思いをこう綴った。
【動画】日本対北朝鮮のハイライト。主審に激しく詰め寄る衝撃シーンも
「ここに集約させていただきます。スポーツを破壊する行為は断固反対で俺の中では追放なんです。日本のみなさん、すみませんでした。私たちも本当に残念です」

 この投稿には「あなたが謝る必要は無い」「あなたの様な心の持ち主が平和を呼び寄せスポーツには精神が必要だと教えてくれる」「駄目なのは暴力とそれを肯定する事。人種は関係ない」といったコメントが寄せられている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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