「アジア大会を終えて10日も経たないうちに...」U-22日本のアメリカ遠征に韓国メディアが反応。母国指揮官は危機感「今後も不透明だ」【2023総集編】

2023年12月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「準備を上手くできるように助けてほしい」

アジア競技大会では決勝で敗れたU-22日本代表。メンバー構成は大きく違うが、すぐにアメリカ遠征に飛び立ち、パリ五輪出場に向け強化を進める。写真:松尾祐希

 今年も残すところあと4日となった。本稿では、2023年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、韓国メディアが自国と日本のオリンピック代表をの強化策を比較し、危機感を訴えた記事を再掲する。

記事初掲載:2023年10月12日

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 中国の杭州で開催されたアジア競技大会後の動きが注目されている。韓国メディア『OSEN』が伝えた。

 同大会は韓国が3連覇を達成。決勝で敗れた日本は、2大会連続で銀メダルという結果に終わった。

 タイトルを逃した日本について、『OSEN』は「2位を悔やむよりも、2年連続でアジアの舞台で良い成績を収めたことに意味を置く。これを足掛かりに、さらに大きな成長を遂げたいと考えている。来年開催されるパリ五輪出場が彼らの最終目標だ」と記す。

 昨年のU-23アジアカップで、日本はパリ五輪世代のU-21代表チームで参戦し、3位の成績。アジア競技大会も、大学生が中心だったとはいえ、このカテゴリーで編成され、着実に経験値を高めた。

 記事では、すぐさま次の強化に着手する日本に言及する。

「アジア大会を終えて10日も経たないうちに、日本のオリンピック代表チームはアメリカに渡り、テストマッチを行なう。パリを目ざす日本にとって、アジアカップやアジア大会は、単なる過程の1つだ」
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 大岩剛監督が率いるU-22代表は、アメリカで10月14日にメキシコと、同17日にアメリカと対戦。一方の韓国は、代表強化のタイムラインが未定のようだ。

 こうした状況下で、ファン・ソンホン監督はサポートを求めている。同メディアによれば、指揮官は杭州から帰国して8日のインタビューで、次のように語ったという。

「KFA(韓国サッカー連盟)、韓国プロサッカー協会に、私たちが(パリ五輪の)準備を上手くできるように助けてほしい。日本やウズベキスタンは3年近く(オリンピックだけを見据え)準備している。私たちはまだ数回しか招集されていない。今後も不透明だ」

 具体的な要望では、「1月に2~3週間程度、練習できるはずだ。そうしてこそ競争が高まる」と訴える。「そのような機会もなければ、今後はとても難しくなるかもしれない」と危機感を募らせる。

 果たして、韓国は理想的なチーム強化でパリへの道を切り拓けるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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