「彼より上手い選手を見たことがない」「機械のよう」宮市亮がアーセナル時代に衝撃を受けた選手を明かす。対峙して“すごく鍛えられた”DFは?

2023年12月29日 中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

18歳でアーセナルと契約

アーセナル時代を振り返った宮市。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 本田圭佑が自らルールを考案し、創設した10歳以下の全国大会「4v4 JAPAN CUP U10 2023」の決勝戦が12月26日に横浜国際プールで開催。『ABEMA』で無料生中継された。

 決勝戦後には本田に加えて、長友佑都、遠藤保仁、乾貴士、家長昭博、酒井高徳、宮市亮、李忠成らが参加したレジェンドマッチなども行なわれ、観客を魅了した。

 大会終了後、イベントに参加した宮市がインタビューに応じ、アーセナル時代について語ってくれた。

 宮市は18歳でビッククラブ入りを果たした当時を「各国でエースを争うような選手ばかり。入ってくる選手たちも、移籍金は日本と比べて何十倍、何百倍の世界ですし、すべてがハイレベルでした」と振り返る。
【PHOTO】本田圭佑、遠藤保仁、李忠成、長友、家長、乾、酒井高徳、宮市亮!レジェンドが一夜限りのスペシャルマッチを開催!
「僕は当時、若くしてアーセナルに行きましたけど、自分を見失って、自信をなくしてしまうことがあったので、(ビッグクラブでプレーし続けるには)自分を貫いて、やり続けるのが大事なのかなと感じました」

 また、ガナーズで最も衝撃を受けた選手を訊いてみると、「言い出したらきりがないですけど…」としつつ、元スペイン代表の名手を挙げた。

「サンティ・カソルラ。身長が低くて、入ってきた時は彼を知らなかったんですけど、トレーニングで一緒にプレーすると『こんなにサッカーが上手い選手っているんだ』と驚きました。それ以降、彼より上手い選手を見たことがないです。足もとの技術、パスの正確さ、ミスがほとんどなくて、機械がプレーしているかのようでした」

 また対峙してやりづらかった選手については「僕は当時、バカリ・サニャと紅白戦でマッチアップする機会が多かったので、彼にすごく鍛えられました。どんな体勢でもついてきますし、身体能力の高さは凄かったですね」と答えている。

取材・文●中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

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