「最弱モロッコに衝撃の敗北」「悪夢だ」W杯敗退危機の韓国女子を母国メディアがこぞって酷評「“高強度”のスローガンが恥ずかしいほど無気力」【2023総集編】

2023年12月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「パス、クロスなど基本的なプレーでミスを連発」

初出場のモロッコに敗れ、肩を落とす韓国女子代表。(C)Getty Images

 今年も残すところあと6日となった。本稿では、2023年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、女子ワールドカップで格下モロッコに敗れた韓国女子代表を、母国メディアが酷評した記事を再掲する。

記事初掲載:2023年7月31日

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 オーストラリアとニュージーランドで開催されている女子ワールドカップで、韓国代表が崖っ淵に立たされている。

 グループHの韓国は、グループステージ初戦でコロンビアに0-2で敗れると、続くモロッコ戦も0-1で敗北。敗退の危機に陥っている。しかも、最終節の相手はFIFAランク3位の強豪ドイツ。モロッコがコロンビアに敗れたうえで、5点差での大勝が必須条件となる。

 無得点での連敗に、韓国メディアも辛辣だ。『スポーツ韓国』は「韓国女子代表のスローガンは『高強度(高く強く挑戦せよ)』だった。だが、実戦では『低強度』の緩いサッカーを続け、脱落の危機に追い込まれた」と糾弾した。

「スローガンが恥ずかしいほど無気力で、2敗を喫して敗退が目の前だ」

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『スターニュース』は「無条件に勝たなければならないモロッコを倒せず、衝撃を受けた。モロッコはH組の最弱に挙げられている。FIFAランキングだけ見ても韓国が17位、モロッコは72位に過ぎなかった。しかもモロッコは初めて女子W杯の舞台を踏んだチームだ」と批判している。

 また、『聯合ニュース』が「開幕前は8強が目標。現実は世界72位のモロッコに衝撃の敗北」と皮肉れば、『スポータルコリア』も「モロッコから1勝を計算していた韓国は混乱した。パス、クロスなど基本的なプレーでミスを連発。4年前の悪夢、また3連敗で敗退の危機だ」と指弾した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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