J1初挑戦の町田、元日本代表DF昌子源を完全移籍で獲得!「自分が持っているすべての力を注ぎます」

2023年12月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チームの中ではベテランの部類に入るので…」

町田に完全移籍した昌子。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 2024年シーズンから初のJ1へ挑むFC町田ゼルビアは12月25日、鹿島アントラーズのDF昌子源の完全移籍加入を発表した。

 2011年に鹿島でプロキャリアをスタートさせた昌子は、フランスのトゥールーズやガンバ大阪を経て、2023年に鹿島に復帰。しかし、負傷も影響してなかなかスタメンに定着できなかった。

 J1初挑戦の町田を新天地に選んだ元日本代表DFは、クラブの公式サイトを通じて、次のように意気込んだ。
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「まず、自分を必要としてくれたFC町田ゼルビアに心から感謝しています。チームの中ではベテランの部類に入るので、これまでの経験を伝え、選手たちの先頭に立つ役割を果たすとともに、何よりピッチ上のプレーで勝利に貢献したいと強く思っています。クラブにとって初めてのJ1の舞台で、町田に関わる皆さんの期待に応えられるよう、自分が持っているすべての力を注ぎます」

 また鹿島を通じては、こう感謝を示している。

「アントラーズに復帰してからのこの1年、プレーでチームに貢献できていない悔しさと歯がゆさを抱えながら、アントラーズの伝統を知る自分がすべきことと向き合ってきました。その時間を含め、僕はアントラーズでプロサッカー選手としてのすべてを学び、ここまで成長することができたと思っています。ただ、自分の年齢、この先のキャリアを考えても、試合に出て勝利に貢献したい、楽しくサッカーをしたいという思いは日に日に強くなり、それが移籍の決断につながりました。

 アントラーズでは数多くの優勝の喜びを体感してきた一方で、タイトルを逃す悔しさもたくさん味わってきました。その過程にはいつも、サポーターの皆さんの姿がありました。アントラーズを離れても、僕にとって特別なクラブであることに変わりはありません。アントラーズに関わるすべての皆さん、9年間、本当にありがとうございました」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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