屈辱の年間19敗目、欧州5大リーグでワースト4位…チェルシー指揮官は発展途上を強調「我々は若いチーム。まだ改善できる」

2023年12月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

アルメリア(24)、ブレーメン(20)、エンポリ (20)

ウルブスに敗れ、がっくりと肩を落とすポチェティーノ監督。(C)Getty Images

 12月24日に開催されたプレミアリーグ第18節で、チェルシーはウォルバーハンプトンと敵地で対戦。終了間際にクリストファー・ヌクンクの加入後初ゴールで1点を返すのが精一杯で、1-2で敗れた。

 これでチェルシーは、2023年においてプレミアリーグ最多の19敗目に。欧州5大リーグではアルメリア(24)、ブレーメン(20)、エンポリ (20)に次ぐ、負けの多さだ。

 クラブ公式サイトによれば、マウリシオ・ポチェティーノ監督は「もちろん、とても残念だ。我々はより多くを得るに値したが、プレミアリーグのようなコンペティションでは、現実から逃れられない。冷静でなければ(結果に)文句は言えない」と伝えたうえで、優位に進めながらスコアレスで終えた前半を嘆いた。

「前半は多くのチャンスを作ったが、得点できなかった。ポゼッションでも優位に立ち、ウルブスに1本も枠内シュートを打たせなかった。だから、違うスコアでハーフタイムに入るべきだった。後半は何度かコーナーを与え、ウルブスにリードを許してしまった。彼らの方がより冷静だったから、このような結果になったんだ」
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 今季から指揮を執るアルゼンチン人指揮官はまた、「サイドの信頼が問題だと思うか」と問われ、こう答えた。

「シーズン開幕以来、何度も話し合ってきたし、自分たちが若いチームであることも知っている。何人かは初めてのプレミアリーグだ。このレベルでプレーする自信を得ないと。適応する必要があるし、もちろん、それは自信と自分自身に対する信念でもある。我々は若いチームだから、このような試合から学ばないと。まだ改善できると分かっているし、それは我々が取り組むべきタスクだ」

 昨季は屈辱の12位に終わり、今季もここまで10位に甘んじるチェルシー。かつての輝きを取り戻せるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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