「最も期待されていなかった新戦力が不可欠になると誰が予想したか?」遠藤航の躍動ぶりに地元メディアが驚嘆!「ソボスライやマカリステルと同じ影響力がある」

2023年12月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「試合をまとめるのに貢献した」

アーセナル戦で好プレーを連発した遠藤(右)。(C)Getty Images

 称賛が鳴り止まない。

 遠藤航が所属するリバプールは12月23日に行なわれたプレミアリーグの第18節で、1ポイント差でトップに立つアーセナルとホームで対戦。クリスマス前の首位攻防戦を1-1のドローで終えた。

 この大一番に4-3-3のアンカーでフル出場した遠藤は、持ち味のボール奪取と的確な繋ぎで攻守にハイパフォーマンスを披露。その働きぶりは、現地でも高く評価されている。

 リバプールの専門メディア『THIS IS ANFIELD』は、「エンドウはこの夏のアンフィールドへの加入で最も期待されていなかったが、日本のキャプテンはドミニク・ソボスライやアレクシス・マカリステルと同じくらい影響力があると証明された」と絶賛している。

「土曜日、彼はリバプールで15回目の先発出場を果たし、6回連続で先発出場を果たした。これはユルゲン・クロップ監督の現在の先発メンバーの中で断然最長の連続出場であり、素晴らしい成績を収めた。30歳の彼はレッズの選手の中で3番目に多いタッチ数(60回)で、2番目に多いパス(42本)を成功させ、3回のタックルすべてでボールを奪った」

【動画】アーセナル主将を吹っ飛ばす!遠藤が披露した圧巻のボール奪取
 同メディアは、「彼はイエローカードを受けたなかで後半も出場し、90分間フル出場して規律を示し、クロップ監督の中盤のベースとして試合をまとめるのに貢献した」と称賛。アジアカップで抜ける点について懸念を示している。

「マカリステルが膝の負傷で長期離脱している間に、エンドウの価値は改めて痛感されたが、リバプールはすでに彼抜きでの期間を計画している。元日のニューカッスルとのアウェー戦はアジアカップへ出発する前の最後の試合となる予定で、最大8試合を欠場する可能性がある。ボクシングデー(26日)のバーンリー戦でイエローカードをもらった場合、1月1日の試合も欠場を余儀なくされ、5回目の警告により1試合の出場停止処分となる」

 記事は最後にこう締め括っている。

「シュトゥットガルトからの目立たない1600万ポンドの補強が、クリスマスまでにこれほど不可欠なものになるとは誰が予想しただろうか?」

 ここにきて、日本代表キャプテンの評価が一気に評価が高まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「6つのデュエルに勝ったリバプールの巨人」首位アーセナル戦で躍動の遠藤航を現地メディアが絶賛!「縁の下の力持ち」「アジア杯出場はクラブの損失」

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