「ふたりは問題ない」鹿島、新指揮官と佐野海舟の“関係性”に吉岡FDが言及。「2回ほど話をしましたけど...」

2023年12月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「鹿島らしさを出せる監督」

鹿島の新指揮官に就任したポポヴィッチ氏。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

 鹿島アントラーズは12月21日、ランコ・ポポヴィッチ新監督の就任を発表。吉岡宗重フットボールダイレクターが取材に応じ、新指揮官と鹿島MF佐野海舟の関係性について言及した。

 佐野は2020年から昨年まで、ポポヴィッチ氏が指揮を執っていたFC町田ゼルビアでプレー。そのなかで当時、ふたりの間には問題があったとされているが、吉岡FDはポポヴィッチ新監督の就任にあたって本人たちにも確認をしたと明かし、「問題ない」と強調した。

「佐野海舟とも2回ほど話をしましたけど、ポポヴィッチの指導が要因でそうなっているというよりは、ほかにも色んな要因があったというふうに聞いています。佐野海舟自身もすごく分かっている監督でもありますし、好きな監督だと言っています」
【PHOTO】鹿島アントラーズの歴史を彩った名手たちと歴代ユニホームを厳選ショットで一挙紹介!
 続けて、「ポポヴィッチも佐野海舟のことについて話すと、自分が求めるボランチ像の選手だと言っている。そのふたりの関係については問題ないと思っていますし、お互いの話を聞いてもそれは間違いない。海舟にとっても戦術をよく知っている監督なので、より自分自身の力を発揮しやすい環境になるんじゃないかなと思っています」とした。

 吉岡FDは「戦術どうこうよりも、鹿島らしさ、最低限出さなければいけない勝利への執着心や戦う姿勢、球際、切り替えの速さなどを出せる監督。そのうえで、攻撃にアグレッシブさ、かつ組織的にプレーできる戦術を落とし込める」と新指揮官に期待感を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「カッコ良すぎる」「好きかも」鹿島、来季の"チェック柄"新ユニに反響! 10年前のデザインからインスピレーション

「一貫性がない」鹿島OBが岩政退任に苦言!「本当に危機感を持ってチームを強くしたいのか」

なぜ鹿島は柴崎岳を求めたのか。チームの矢印を明確にできる存在。「満男さんじゃないけど...」強力なリーダーシップに指揮官も期待
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事