「日本のチームが驚かせた」マンCに敗れた浦和を海外メディアが称賛!「組織と威厳をもって守った」「最後は勇敢に得点を目ざした」【クラブW杯】

2023年12月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「シティの動きはかなり固まっていたようだった」

ウォーカーと競り合う中島。(C)Getty Images

 奮闘したが、金星をあげるには至らなかった。

 12月19日にサウジアラビアで開催されたクラブ・ワールドカップ準決勝で、アジア王者浦和レッズは欧州王者マンチェスター・シティに0-3で敗れた。

 前半はシティの攻撃に耐えた浦和だが、アディショナルタイムにマリウス・ホイブラーテンのオウンゴールで先制点を献上。ビハインドを背負って後半を迎えると、52分にマテオ・コバチッチ、59分にベルナルド・シウバと追加点を許して力尽きている。

 ハーフタイムまでのディフェンスは評価されたが、戦前の予想を覆すことはできなかった。イタリア紙『Gazztta dello Sport』は、シティにとって「ミッション・コンプリート」と報道。「シティは支配した」「最強のチームだった。それを最初から最後まで示した」と伝えている。

「アジア王者の浦和レッズは、唯一のチャンスが守り通すことだと分かっていた。そして組織と威厳をもってそれをやってみせた。不運なオウンゴールが決まるまでは。その後はどうしようもなかった」

「浦和レッズの守備の壁がもったのは、45分までだった。1-0で始まった後半、欧州王者は7分で追加点を奪取。直後の59分には3点目も決まり、試合はそこで30分も早くに事実上終わった」

【厳選ショット】粘り強い守備を見せるも3失点…アル・アハリとの3位決定戦へ!|クラブW杯準決勝 浦和0-3マンC
 また、『Sport Mediaset』は「日本のチームは序盤にグアルディオラのチームを驚かせた」と報じている。

「非常に秩序あるかたちで守り、可能なときは攻撃も試みた。シティの動きはかなり固まっていたようだった。だが、前半終了間際にオウンゴールでシティが先制点をあげる。最後の30分は興奮するところが少なく、浦和は欧州王者を相手に少なくとも1点を決めようと勇敢に目ざしたが、決めることはできなかった」

 浦和は22日の3位決定戦でアフリカ王者アル・アハリと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】各国の強豪と白熱のバトル!クラブワールドカップに挑む浦和レッズの激闘2試合をプレイバック!

「日本のチームがどれだけ難しいか」「彼らはとてもよく守った」マンCのロドリが健闘した浦和に賛辞!「ベストのバージョンが必要だった」【クラブW杯】

「日本サッカーは10年間で信じられないほど成長した」マンC率いる名将ペップ、CWC浦和戦を前に日本に賛辞!森保Jにも言及「代表チームはドイツに勝った。W杯を見てくれ」
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事