現地時間12月19日、サウジアラビアで開催されているクラブ・ワールドカップの準決勝で、欧州王者のマンチェスター・シティはアジア王者の浦和レッズと対戦。３－０で勝利し、決勝進出を果たした。

　試合序盤からポゼッションで優位に立ち、押し込む展開が続いたが、なかなかゴールを奪えなかったシティ。それでも前半アディショナルタイムにマリウス・ホイブラーテンのオウンゴールで先制すると、52分にマテオ・コバチッチ、その７分後にはベルナルド・シウバが立て続けにネットを揺らして、終わってみれば３ゴールを奪っての快勝となった。

　FIFAの公式サイトによると、この試合に先発出場し、左サイドで躍動したジャック・グリーリッシュは、「前半にはもっと上手くプレーできても良かったと思う。オウンゴールで先制できたのはラッキーだった」と試合を振り返る。

「ボールは持てていたけど、あまりゴールを脅かすことはできていなかった。もちろん、後半には試合を支配できると頭ではわかっていたし、その通りにできたと思う」
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　また、22日に行なわれる南米王者フルミネンセとの決勝には、以下のように意気込んでいる。

「昨日の試合（アル・アハリ戦）は少し見た。決勝に進んだからには、今後の２日間でしっかり準備をするべきだと思う。でもその前に、まずは今日の試合がすべてだった。完全に集中していた。

（世界王者になれれば）信じられないことだろうね。それが僕らの望みだ。そのためにここにやって来た。監督もはっきりそう言っている。勝てることを願っているよ」

　シティはクラブW杯初出場で、世界王者となれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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