サウジアラビアで開催中のクラブ・ワールドカップは現地12月19日に準決勝が行なわれ、アジア王者の浦和レッズが欧州王者のマンチェスター・シティと対戦。０－３で敗れた。

　最終的には完敗だったとはいえ、前半はボールを保持されながらも奮闘。よく耐えていたが、前半アディショナルタイム１分に、マテウス・ヌネスが送り込んだクロスをクリアしようとしたDFマリウス・ホイブラーテンが痛恨のオウンゴール。先制点を献上する。

　スコアレスで折り返せなかったのが響き、52分にマテオ・コバチッチ、59分にベルナルド・シウバのシュートで被弾。後半は地力の差を見せつけられた。
【画像】痛恨のOGをしたホイブラーテン

　シティの地元紙『Manchester Evening News』は、「浦和との対戦は簡単ではなかった」と浦和とレッズの健闘を認めつつ、「だが、ハーフタイム直前のオウンゴールの賜物と大幅に改善された後半のパフォーマンスにより、最終的にシティは楽に決勝進出を果たした」と報道。こう伝えている。

「後半にはマテオ・コバチッチとベルナルド・シウバがゴールを決め、マテウス・ヌネスとフィル・フォデンも好プレーを見せた。シティは最近の試合よりも中盤がはるかに強く見え、特にジョン・ストーンズが向上させた」

　アジアチャンピオンを退けたシティは現地22日、ブラジルのフルミネンセとの決勝に挑む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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