久保建英を擁するレアル・ソシエダは現地12月12日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）グループステージ第６節で、イタリアの強豪インテルと対戦。敵地サン・シーロでスコアレスドローに持ち込み、その昨季のファイナリストを抑えてグループステージ首位通過を決めた。

　いつも通り右ウイングに入った久保は、厳しいマークを受けながらも、右サイドから仕掛けて好機を創出する。

　75分には、右サイドでボールを受けると２人を次々に抜き去り、敵陣ペナルティエリア内に侵入。ハカン・チャルハノールをかわしたところで倒れてPKを獲得するも、オンフィールドレビューの末に取り消され、シミュレーションでイエローカードを出されている。
【動画】「シミュレーション取られたけど、上手すぎ」久保のキレキレ３人抜きドリブル→PK奪取→取り消しでイエロー

　イタリア紙『Gazzetta dello Sport』はインテルの脅威となった日本代表MFを"ベスト選手"としてチーム最高タイの「6.5点」と付与。こう賛辞を贈っている。

「彼はボールを受け取ると、ほとんどいつもマーカーを引きはがす。PKが無効になった前のプレーで見せたように、彼を抑えるのは厄介だった」

　また、シミュレーションのシーンについては、「日本人にイエローを与えるのは、（オンフィールドレビューで）一目見るだけで十分だった」と綴っている。

　良くも悪くも、話題をさらったのは14番だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「ソシエダで最高の選手」CL１位通過貢献の久保建英、スペイン大手２紙が称賛！「インテルを混乱させた」