現地時間12月12日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）のグループステージ最終節で、首位通過が決定済みのバイエルン・ミュンヘンは、マンチェスター・ユナイテッドと敵地で対戦。キングスレー・コマンのゴールで、１－０でビッグマッチを制した。

　ドイツの絶対王者は５勝１分で勝点を16まで伸ばし、グループAを圧倒した一方で、イングランドの名門は勝点４に留まり、まさかの最下位で敗退となった。

　英公共放送『BBC』によれば、バイエルンを率いるトーマス・トゥヘル監督は、試合後の会見で「ユナイテッドが最下位で驚いた？」と問われると、「ああ、巨大なクラブだからね、予想外の出来事だ」と回答。そのうえで、コペンハーゲン（２位）、ガラタサライ（３位）も同居したグループステージでの戦いをこう振り返った。
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「ユナイテッドが勝ち上がり、ラウンド16に進出すると思われていたが、私の経験では、難しいグループだったと言える。試合はタイトで、結果は僅差だった。なので、ユナイテッドは今日まで全てが可能だった。いくつかの試合では、一瞬で展開が変わった。彼らはイスタンブールでもコペンハーゲンでもリードしていたのに、それを手放した」

　前日会見の際にも「ある種のオーラがあり、倒すのが難しいメンタリティがある」と警戒心を強めていた指揮官は最後に、「ビッグクラブだし、危険なチームだ」と語った。積み上げた勝点こそ大きな開きがあるものの、打ち合いとなった前回対戦（４－３）を含め、１試合１試合の差は紙一重だと感じているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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