「ベンチもびっくり」元日本代表がアジア杯決勝でザックのポジション変更を拒否。内田篤人と吉田麻也がまさかの行動を回想「理解できていなかった」【2023総集編】

2023年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「こんな人いる?」

ザックジャパンの最終ラインを担った吉田(左)と内田。(C)Getty Images

今年も残すところ3週間を切った。本稿では、2023年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、盟友の内田篤人と吉田麻也が、2011年のアジアカップ決勝で起こった"珍事"を回想した記事を再掲する。

記事初掲載:2023年7月7日

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 元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』の最新回に、カタール・ワールドカップでキャプテンを務めた吉田麻也がゲスト出演。2人が共闘し、日本が4度目の戴冠を果たした2011年アジアカップの決勝を振り返った。

 この試合で吉田とCBを組んだ今野泰幸は、以前に同番組に出演した際、交代選手(岩政大樹)を入れるタイミングで、アルベルト・ザッケローニ監督からボランチに上がるように指示されながら、「無理」と拒否したエピソードを明かしていた。

「昔はボランチもやっていたけど、センターバックでやっていくという気持ちもめちゃくちゃ強かった。アジアカップの決勝という大事な舞台で、僕がセンターバックからボランチに行くことによって、ボランチは大事なポジションだし、バランスが崩れるんじゃないかと思った。チームのためを思ったら、センターバックにいたほうがいいと思って。直感が働いて、『無理』と言った」

【画像】吉田・長谷部・内田・川島の胸アツな4S!
 この時にベンチに向かって"バツ"を作る今野の姿が流されると内田氏と吉田は爆笑。前者が「すごいね、コンちゃん」とこぼせば、後者は「それはベンチもびっくりするよ」と語り、「(自身が)きょとん顔してる。何が起きているか理解していなかった」「こんな人いる?」と続けている。

 結局、イタリア人指揮官は今野を最終ラインに残したままで岩政をCBに投入し、3バックへ変更。吉田が「結果、(左SBから左ウイングバックに上がった長友)佑都が高い位置を取れて、クロスで(李忠成が決勝点)」と語った通り、このシステム変更が奏功するかたちとなった。

 ただ、進行の野村明弘アナウンサーから「決勝でこういうこともあるんですね?」と問われると、2人は口をそろえて「ない」と返答。それほど異例の出来事だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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