日本人８選手を擁するシント＝トロイデン（STVV）は現地時間12月３日、ベルギーリーグ第16節でメヘレンとアウェーで対戦。２－０で勝利を飾った。

　STVVは開始５分にペナルティエリア手前の右寄りでFKを得ると、アブバカリ・コイタが直接狙う。これは壁に防がれたものの、跳ね返りを自ら拾い、ミドルを叩き込んで先制点を奪う。

　さらに42分には、コイタがドリブル突破からシュート。ポストに当たった跳ね返りを伊藤涼太郎が左足のダイレクトで決めて追加点を挙げた。
【動画】STVV伊藤涼太郎のニアを射抜いた今季２点目！

　ベルギーメディア『SPORZA』は、伊藤のゴールについて「コイタのシュートは不可解にもポストに当たったが、小さな日本人はリバウンドへの対処法を知っていた。相手にとって、この一撃は決して立ち直れなかっただろう」と賛辞を贈っている。

　また、「コイタと伊藤がSTVVを牽引し、快勝に導いた」とし、２人をマン・オブ・ザ・マッチに選出。「今日は １人ではなく２人が脚光を浴びた。ゴールスコアラーのコイタと伊藤はすぐにお互いを見つけ出し、試合を通してメヘレン守備陣に汗をかかせた」と寸評を添えた。

　今季２点目を挙げた25歳の日本人プレーメーカーのさらなる活躍に期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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