「大きな負担がかかっている」悩めるホイルンドにマンUのレジェンドOBが同情。古巣に“師となるFW”の獲得を勧める

2023年12月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼はピッチで懸命に働いている」

プレミアリーグではいまだ無得点のホイルンド。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドで元イングランド代表FWアンディ・コール氏が、古巣の後輩であるFWラスムス・ホイルンドに関してコメントした。12月1日、イギリス紙『Mirror』が伝えている。

 アタランタに所属していた昨季、セリエAで32試合・9ゴールと活躍したホイルンドは、今夏に7500万ポンド(約141億円)でユナイテッドへ移籍。今季は、チャンピオンズリーグで5得点を挙げて才能の片鱗を見せているものの、プレミアリーグでは9試合に出場しながら、いまだゴールを決められていない。
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 コール氏は、悩める20歳のストライカーに「彼には、プレーを学べるような人材がいないんだ」と同情。自身の経験を踏まえて、手本となる先輩の重要性を説いた。

「私がユナイテッドに加入した時、(マーク・)ヒューズや(エリック・)カントナといった選手たちから学ぶことができた。しかし、ホイルンドの周りには、そのような経験者がいない。彼はピッチで懸命に働いているし、印象づけることに熱心だが、大きな負担がかかっている」

 それだけに、ホイルンドの成長のためにも「長年高いレベルでプレーしてきたフォワードを連れてくるべきだろう。彼に何かを教えてくれる相手が必要だ」と、古巣に実績十分な新戦力の獲得を勧めた。

 ユナイテッドは今冬の移籍市場で、若き逸材の師となれるFWを確保するだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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