ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督が、現地時間11月30日に敵地で行なわれるヨーロッパリーグ（EL）グループステージ第５節、AEKアテネ戦を前に取材に応じた。クラブ公式サイトが伝えている。

　ギリシャ王者とは第１節でホームで対戦し、２－３で敗れた。クラブ史上初めてELを戦う自分たちの出鼻をくじいた難敵だけに、イタリア人指揮官は警戒心を強める。

「絶対に勝ちたいが、試合の難しさは分かっている。AEKはとても良い相手で、勝つための明確なプランを持っている。我々は最高のメンタリティと姿勢を見せなければならない一方で、この挑戦を愛さなければならない。

　初戦から多くを学んだよ。難しかった。特にホームだったので大きな感情があった。とはいえ、ヨーロッパの大きなスタジアムでのプレーに適応しつつある。今夜はどんな雰囲気になるか分からないが、彼らのファンはとても熱いだろうし、ここでプレーできるのは光栄だ。この大会を戦えるのはラッキーだし、AEKのようなチームとの対戦を楽しまないと。良いチームで、マティアス・アルメイダ監督を非常に尊敬している。ヨーロッパリーグはどの試合もタフだし、この大会における彼らの経験やクオリティは知っている」
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　怪我人続出でただでさえ苦しい台所事情を強いられているなか、直近のノッティンガム・フォレスト戦（３－２、プレミアリーグ第13節）で、アンス・ファティとタリク・ランプティが新たに負傷した。

　攻撃の中心を担う三笘薫も詳細は不明ながら、フォレスト戦で今季初のベンチ外となっており、危機的状況と言える。だが、デ・ゼルビ監督は「最高の精神レベルに達している」と自信満々だ。

「言い訳は嫌いだ。私はAEK戦だけに集中しているが、我々の（全体的な）目標は同じだ。どの試合でもベストを尽くさなければならない。怪我は言い訳にはならない。我々にはプレミアリーグとヨーロッパリーグを戦うだけの力がある。フォレスト戦では素晴らしいメンタリティを見せた。注目すべきは今夜プレーできる選手たちだ。私たちには試合に勝つために戦う選手たちがいる」

　ブライトンはAEKアテネにリベンジを果たせるか。また、三笘の復帰はあるか。

　勝てば、勝点１差で首位のマルセイユとの最終節を前に、グループステージ突破ラインである２位以上を確定できる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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