11月29日に開催されたアジア・チャンピオンズリーグのグループステージ第５節で、浦和レッズは中国の武漢三鎮とホームで対戦。１－１で迎えた90分に今季限りでの現役引退を表明しているFWホセ・カンテが決勝点を決め、劇的な勝利を飾っている。

　この一戦で、会場が騒然となったのは前半終了間際だった。FW髙橋利樹が相手MFフー・チャオに肘あたりで顔面を強打され、ピッチに昏倒。脳震とうでそのまま交代となった。

　イエローカード止まりだったこのラフプレーには、SNS上で「ホントやめて欲しい」「おかしな主審でしたね。VAR入ったらレッド相当ですよね」「酷すぎるな。あれでイエローは流石に笑う。レッドが妥当でしょ」「悪質なファウル」といった怒りの声が上がった。
【動画】「レッドが妥当」と怒りの声！浦和FWを脳震とうにさせた武漢MFのラフプレー

　また、「まじで心配」「とにかく軽症で済めば良いけど」「大丈夫かあれ」「大きな怪我でないことを祈る」「利樹くんが無事でありますように。衝撃映像すぎるよ」といった状態を心配するファンも少なくなかったなか、本人が30日に自身のインスタグラムのストーリーに次のように綴った。

「昨日もたくさんの応援ありがとうございます。自分は特に問題なく安静に過ごしています。kante super！」

　大事に至らなかったのは、何よりの朗報だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「黒い笛だ」「厳しすぎる」ACL浦和戦のPK判定に対戦国・中国のファンは怒り！一方で「アンフェアではない。まだ主審を責めるのか？」との声も