「誰がPKを蹴るかはどうでもいい」
ラッシュフォードに期待を寄せるB・フェルナンデス。(C)Getty Images
現地11月26日、マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ第13節でエバートンと敵地で対戦。3-0で快勝を収めた。
この一戦で注目されたのが、2点目のシーンだ。1-0で迎えた56分、ユナイテッドがPKを獲得すると、この日はブルーノ・フェルナンデスではなく、マーカス・ラッシュフォードがキッカーを担当。ゴール左上に成功させ、リードを広げた。
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試合後、クラブの公式HPが、普段はPKのキッカーを務めるB・フェルナンデスのコメントを掲載。「絶対に決めると思っていたよ」と話した29歳は、大役を譲った理由を次のように説明した。
「マーカスには自信が必要で、そのためにはゴールが大事だと思った。誰がPKを蹴るかはどうでもいい。得点を決めるのが重要だ。彼が完璧にこなしてくれたね」
昨季はリーグ戦で35試合に出場してチームトップの17ゴールを挙げたラッシュフォードだが、今季はエバートン戦を迎えるまで11試合でわずか1ゴール。苦しむストライカーのために、主将のB・フェルナンデスがチャンスを与えた。さらに「自信を取り戻すには、今日のような機会を次に活かさないといけない」と、次戦に向けて期待した。
チームは今後、ガラタサライ戦(29日)、ニューカッスル戦(12月2日)、チェルシー戦(12月6日)と強豪との戦いが続く。連戦のなかで、ラッシュフォードは結果を残すことはできるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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