「スペインのスターが去った年に初優勝」悲願の神戸戴冠に海外大手メディアも注目!「MVPが彼に贈られなかったら驚く」と絶賛した選手は?

2023年11月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「うまく効率的に機能していた」

悲願のJ1制覇を成し遂げた神戸。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ヴィッセル神戸は11月25日、J1リーグの第33節で名古屋グランパスをホームに迎え、2-1で勝利。1試合を残して、悲願の初優勝を果たした。

 この戴冠を早速取り上げたのが、サッカー王国ブラジルの大手メディア『Globo』だ。「ついにヴィッセル神戸がJリーグ優勝!」と見出しを打ち、次のように伝えている。

「2023年は前例のないチャンピオンが誕生した年だった。リーグカップのアビスパ福岡、リベルタドーレス杯のフルミネンセ、チャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ...そして今、Jリーグのヴィッセル神戸。1995年に活動を開始したこのクラブは、大部分を順位表の下半分で過ごし、アンドレス・イニエスタの加入によりレベルを上げたが、不安定なシーズンを経て、ついにJリーグ初優勝を果たした。まさにスペインのスターが去った年だ」
【PHOTO】悲願の優勝を成し遂げたヴィッセル神戸イレブンの喜びに満ちた表情をお届け!
 同メディアは「このヴィッセル神戸のビッグネームは大迫勇也だ。年齢(33歳)のせいで代表チームからは外れたセンターフォワードは、単なるゴールスコアラー以上の存在だ」とエースを絶賛している。

「大迫は9番だが、しばしば10番(ちなみに、ヴィッセルでの彼の背番号である)としても活動する。彼は得点王であり、地上と空中からのフィニッシュが得意だが、ポストプレーや決定的なパスなど、プレーの創造にも参加している。MVPが彼に贈られなかったら驚くだろう」

 記事は「神戸は、最高の攻撃(得点は横浜F・マリノスに次ぐ2位)でも最高の守備(失点は浦和レッズとサンフレッチェ広島に次ぐ3位)でもなかったが、すべてのポジションでうまく効率的に機能していた」と続けている。

「最終的には、全体的により優れ、よりバランスが取れていて、33節のうち26節で首位にいたチームが勝利した」

 海外メディアも注目する見事な戴冠だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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