涙をこらえながら...神戸キャプテン山口蛍が絞り出した言葉。リーグ初制覇に感無量「家族の支えもあり、チームメイトも待ってくれていた」

2023年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「間に合うかどうか、ギリギリだった」

負傷明けで3試合ぶりの出場となった山口。優勝の瞬間をピッチで迎えた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 勝てばリーグ初優勝が決まる。

 ヴィッセル神戸は11月25日、J1第33節で名古屋グランパスとホームで対戦。開始12分に井出遥也のゴールで先制し、その2分後には武藤嘉紀が追加点をゲット。30分にキャスパー・ユンカーに決められて1点差に詰め寄られるも、最後までリードを守り抜き、歓喜の瞬間を迎えた。
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 試合後のフラッシュインタビューで、キャプテンの山口蛍は「経験したことのないような、すごく嬉しい気持ちですし、ホイッスルが鳴る5分前ぐらいから、思う気持ちが出ちゃっていて、ほんと...すごく嬉しいです」と喜びを語る。

 この日はベンチスタートで、58分に途中出場。負傷明けで、3試合ぶりのピッチだった。

「個人的にはすごく、最後、チームに迷惑をかけてしまったので、なるべくホームの試合で戻ってきたいと思っていましたし、間に合うかどうか、ギリギリだったなかで、こうやって間に合わせてくれたメディカルスタッフを含めて...」
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 そこまで言って、背番号5は感極まり、涙をこらえる。しばらくして、言葉を絞り出す。

「家族の支えもありますし、チームメイトもずっと待ってくれていたので、最後、こうやって良い形で戻ってくることができて、本当に良かったです」

 頼れる主将に、会場からは大きな拍手が送られた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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