清水エスパルスは11月25日、J１昇格プレーオフ準決勝でモンテディオ山形と対戦し、０－０の引き分け。リーグ年間順位のアドバンテージにより、ファイナル進出を決めた。

　チャンスもあれば、ピンチもある、スリリングなゲームだった。試合後のフラッシュインタビューで秋葉忠宏監督は、「こういう我慢強さ、忍耐強さ、実はすごく難しいゲームのなか、選手たちは90分間、本当にゲームをコントロールしてくれましたし、素晴らしいマネジメントをしてくれたと思っています」と振り返る。
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　頼もしい仲間たちへの感謝も忘れない。「今日も１万5000人以上、6000人に近い、このサポーターファミリーが、そういう空気を作ってくれました」。大声援が選手たちの背中を後押しした。

　12月２日の決勝戦では、東京ヴェルディ対ジェフユナイテッド千葉の勝者と相まみえる。指揮官は「あと１つ、もう１つ、共に戦ってもらえる、この空気感を絶対に作ってくれると思いますから、あと１つ、必ず勝ち取って、もう一度、戻るべき場所に戻りたいと思っています」と言葉に力をこめた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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