「かつてないほど強い」好調の森保ジャパンを海外絶賛!「最高級のタレント」「クオリティの向上が目覚ましい」

2023年11月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「戦術的なアイデンティティは流動的

Aマッチ8連勝中の森保ジャパン。(C)Getty Images

 森保一監督が率いる日本代表が、中東の地で世界を沸かせてから1年が経った。

 2022年11月23日、日本はカタール・ワールドカップ初戦でドイツに2-1で勝利した。前半に先制を許し、苦しい戦いを余儀なくされたが、後半に堂安律と浅野拓磨のゴールで逆転。世界の強豪を沈めた日本の"金星"は、世界中のファンを驚かせた。

 勢いに乗った日本は、続くコスタリカ戦で敗れたものの、グループステージ最終節でもスペインを相手に再び逆転勝利。決勝トーナメントに駒を進める。ラウンド16ではPK戦の末に敗れたが、ベスト4に勝ち進んだクロアチア相手の奮闘には、多方面から賛辞が寄せられた。

 だが、森保ジャパンの勢いはW杯にとどまらなかった。直近8試合のうち7試合で4得点超をあげており、リベンジに意気込んでいたドイツも敵地で4-1と撃破。監督交代に追いやっている。

 今月もサムライブルーはミャンマーとシリアを相手に2戦連続5-0と快勝。北中米ワールドカップ・アジア2次予選で好スタートを切った。

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 イタリア『Rivista Undici』は「かつてないほど強い日本代表」と題した記事で、「2022年W杯よりもさらによくやっている」「W杯の感情の波はなくなっていない。むしろ、さらに高まった」と、森保ジャパンの好調を紹介している。

 同メディアは「戦術的なアイデンティティは流動的で、その都度相手に適応できる」と称賛した。

「もちろん、選手に才能とクオリティがなければ、アイディアも何にもつながらない。その点で、近年の向上ぶりは目覚ましかった。直近の招集メンバーでJリーグの選手が5人だけだったことを考えるだけで十分だ」

 Rivista Undiciは「才能ある新世代が、Project DNAの中で開花した」と続けている。

「新たに多くの道が開かれ、最高級の日本のタレントたちが、どんどん競争的な環境で試せるようになっている。リバプールでのミナミノ(南野拓実)みたいに、最高級のレベルで確率できなかった選手もいれば、ミトマ(三笘薫)のように堅実な評価を築くことができた選手たちもいる」

「世界有数のリーグで同胞がうまくやるようになり、日本のファンも増えている。こうして、野球の人気が2番手となったのだ」

 W杯以降も進化を続ける森保ジャパンは、どこまでの高みに達することができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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