「日本サッカーの模範的な地位を考慮」タイ代表の新監督に石井正忠が就任「豊富な情報を持つコーチの必要性に基づいたもの」と現地報道

2023年11月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

24年元日には日本代表と対戦

タイ代表で石井新体制が発足。日本人指揮官は西野朗氏に次いで2人目だ。写真:徳原隆元

 タイ代表の監督に、かつて鹿島や大宮を率いた石井正忠が就任した。現地メディア『The Nation』などが報じている。

 56歳の日本人指揮官は、Jクラブのほか、タイのサムットプラーカーン・シティやブリーラム・ユナイテッドの監督を歴任。ブリーラム・U時代には2年連続で国内3冠に導くなど、確かな手腕を発揮していた。

 今年8月にはタイ代表のテクニカルディレクターの任に就き、マノ・ポーキング前監督の退任を受け、監督に抜擢された。

『The Nation』は、今回の監督交代に関して、チームマネジャーを務めるヌアルファン・ラムサム氏の考えを伝えている。
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「新しいヘッドコーチを選ぶ過程で徹底的な調査を行なった結果、日本人の石井正忠氏と彼のコーチングスタッフを任命する決定に至ったと彼女は語った。これは、カタールでのアジアカップ最終ラウンドと、残りのワールドカップ予選までの時間が限られていることを考慮すると、タイ代表チームに精通し、豊富な情報を持っているコーチの必要性に基づいたものであると彼女は付け加えた。

 ヌアルファン氏は、石井監督の経験、Jリーグやタイリーグでの顕著な功績、そしてクラブサッカーチャンピオンシップという世界の舞台での成功を強調。アジアにおける日本サッカーの模範的な地位を考慮して、今回の変更を全面的に支持した」

 タイ代表の日本人監督は、西野朗氏に続いて2人目となる。タイは2026年北中米ワールドカップのアジア2次予選で、初戦は中国に1-2で敗れたが、続くシンガポール戦は3-1で勝利し、韓国も同居するグループCで現在2位につける。

 西ヶ谷隆之監督が率いるシンガポールとの"日本人対決"ほか、2024年1月1日に予定されている日本代表との国際親善マッチにも注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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