U-17日本代表、アルゼンチンに敗戦。序盤に痛恨2失点、高岡の2戦連発弾も及ばず【U-17W杯】

2023年11月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

GK後藤はビッグセーブ連発

高岡(右)が1点を返したが...日本はアルゼンチンに1-3敗戦。写真:佐藤博之

 U-17日本代表は11月14日、インドネシアで開催されているU-17ワールドカップのグループステージ(GS)第2節でアルゼンチンと対戦。1-3で敗れた。

 試合は当初、日本時間で21時にキックオフ予定だったが、同じ会場の前の試合が一時中断した影響で、約30分遅れで試合は始まった。

 立ち上がりは相手の高い個人技とスピードにてこずり、守勢に回る展開に。5分にはエチェベリに直接FKを叩き込まれると、8分には左サイドを崩され、ロペスのクロスからアクーニャに決められる。

 序盤に早くも2失点。徐々に日本もボールを握る時間を増やし、テンポの良いパスワークで攻撃の糸口を探っていく。24分、左サイドをタイミング良く抜け出した吉永夢希のクロスは相手に阻まれる。

 さらに押し込みたいところだが、コンパクトかつ組織的なアルゼンチンの守備を崩し切れない。敵陣のペナルティエリア付近までボールを運ぶことができても、なかなかフィニッシュに持ち込めない。

 39分には好位置でボールを収めた道脇豊が、鋭い切り返しで相手をかわし右足を思い切り振るも、渾身のシュートはわずかにポストの脇にそれる。懸命の反撃も実らず、前半は2点ビハインドで終える。
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 迎えた後半、日本はスタートから攻勢を強めるなか、50分に1点を返す。右サイドを力強く突破した柴田翔太郎の折り返しを、高岡伶颯がダイレクトで押し込む。1-0で勝利した初戦のポーランド戦で決勝弾の背番号11が、またしても結果を出した。

 勢いづく日本が同点ゴールを狙いに行くなか、64分には立て続けに決定的なピンチに見舞われたが、いずれもGK後藤亘のビッグセーブで事なきを得る。

 その後も両サイドを起点に攻め立てる日本。87分には右CKの流れから川村楽人がゴールネットを揺らすも、直前のファールで得点は認められない。いくつか惜しい場面を作ったものの、あと一歩が足りず、逆に後半アディショナルタイムに失点。悔しい敗戦となった。

 GSの2試合を終えて、1勝1敗の日本。ノックアウトステージ進出をかけた最終節は17日、ここまで2連勝のセネガルと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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