神戸、首位堅持。2位横浜と勝点2差。次節には優勝の可能性も、エース大迫勇也は「自分たちにフォーカスして頑張りたい」

2023年11月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「いつものプレーを出すことができている」のが強み

浦和戦で値千金の決勝点を挙げた大迫。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 大きな勝点3だ。

 J1で首位に立つヴィッセル神戸は11月12日、第32節で3位の浦和レッズと敵地で対戦。2-1で勝利を収めた。

 スコアレスで迎えた72分にマテウス・トゥーレルのゴールで先制。90+1分にホセ・カンテに決められ同点とされるも、5分後、勝ち越し弾を奪う。

 決めたのはエース大迫勇也。相手のセットプレーをGK前川黛也がキャッチし、素早くパントキック。これを収めた大迫が、浦和の守護神・西川周作も攻め上がっていた無人のゴールに流し込んだ。

 今季22点目。得点ランキングで単独トップに躍り出た大迫は、試合後のフラッシュインタビューで「キーパーが上がっているのは分かっていた。ボールに、チーム全員の気持ちが乗り移ったのかなと思います」と自身のゴールを振り返る。

 試合を通じて、いくつかのチャンスをモノにできなかった。それだけに「最後の最後で決められて良かった」と安堵する。
【動画】大迫勇也、無人のゴールへ確実に決める!
 同日には、勝点2差で迫る2位の横浜F・マリノスがセレッソ大阪を下していた。浦和戦で負けていれば順位が入れ替わったが、首位の座を堅持した。

 現在のチームの強さを問われると、大迫は「普段と変わらず、しっかりと、いつものプレーを出すことができている」と応じ、「これを続けて、あと残り2節ですけど、1試合1試合、たとえ優勝が決まっていても負けたら悔しいので、そこに全力を注ぎたい」と"一戦必勝"を誓う。

 残り2試合で横浜と2ポイント差。次節にもクラブ史上初のリーグ優勝を決められる状況だが、大迫は「他会場に関係なく、試合は目の前で、僕らで掴み取るものだと思うので、しっかりと自分たちにフォーカスして、頑張りたい」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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