日本代表は2026年北中米ワールドカップのアジア２次予選で、11月16日にミャンマー、21日にシリアと対戦する。

　８日に発表された26人のメンバーは、故障中の板倉滉や旗手怜央などが外れたものの、コンディション不良で10月シリーズは選外や辞退となった三笘薫、鎌田大地、堂安律、前田大然らが復帰。21人が欧州組で、現状のベストメンバーとなった。

　この豪華な顔ぶれに驚嘆したのが、中国の大手スポーツメディア『新浪体育』だ。「どれだけ次元違うのか？日本は欧州組で３チーム結成できる」と見出しを打ち、次のように伝えた。

「11月８日、韓国、中国に続き、日本も26人のメンバーを発表した。海外選手の数と質の点で、中国と韓国、特に中国は日本に及ばない」

　同メディアは「日本はすでにアジアサッカー界の天井知らずで、26人中21人もの選手が欧州でプレーしており、Jリーグでプレーしているのはゴールキーパー２人を含めてわずか４人だ。三笘薫、堂安律、久保建英、南野拓実、古橋亨梧、遠藤航、冨安健洋などおなじみの選手が名を連ねた」と続けている。

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　記事は、「日本は欧州５大リーグに16人、これに欧州トップ20リーグを合わせると合計71人と、十分な欧州組の規模を形成している。理論上、日本代表は欧州組を起用して完全な代表を３チーム編成できる」と主張している。

「特筆すべきは、日本サッカー協会がドイツのデュッセルドルフに常設の練習拠点を建設し、欧州での選手の管理、視察、育成を行なっていることだ。ある意味、日本のサッカーはアジアを離れてもはやヨーロッパに入っている」

『新浪体育』は「今日の中国チームは、日本や韓国と比べると、質は言うに及ばず、ヨーロッパや海外でプレーしている選手の数という点でも１ランク以上に差がある。この差は、ある意味、超えられない力の差だ」と締め括っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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