チームの顔に奢り指令を出すほど上機嫌だ。

　現地時間11月８日に開催されたチャンピオンズリーグのグループステージ第４節で、冨安健洋を擁するアーセナルは、セビージャとホームで対戦。ブカヨ・サカが１ゴール・１アシストをマークし、２－０で快勝した。

　勝利を大きく手繰り寄せる追加点をアシストしたのが、ガブリエウ・マルチネッリだ。

　左SBで先発した冨安と縦関係で好連係を見せていたブラジル代表FWは64分、自陣中央でスローインを受けると、絶妙なトラップで相手を剥がし、裏へスピード、コースともに完璧なパス。これに反応したサカが、鋭い切り返しから得意の左足で叩き込んだ。
【動画】ブカヨ、あとは頼んだ！マルチネッリの絶妙アシストをチェック

　クラブ公式サイトによれば、マルチネッリは試合後、「今日はよくやったと思う。勝利に値した。どの試合でも、僕はできるだけ早くボールを持って、サイドバックと１対１になるアドバンテージを得たいんだ。１回、２回、３回とやって、相手を倒せれば、より自信がつく。今日はそれができた」と満足げにコメント。そのうえで、ゴールをお膳立てしたサカとのこんなエピソードを明かした。

「『僕に夕食代を払わないといけないよ！』と彼に言ったんだ。この勝利と彼のゴールは本当に嬉しい」

　攻撃の中心を担う２人は、仲良くロンドンの夜を満喫したのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】まさにスタジアムの華！ 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら"WAGs"を一挙紹介！