「優勝する準備ができてない」痛恨ドローのリバプール、クラブOBが弱点を指摘。アンカー起用のマカリステルにも「守備面で苦労している」

2023年11月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「中盤の底でプレーする選手ではない」

ルートン戦を1-1で終えたリバプール。(C)Getty Images

 現地11月5日に開催されたプレミアリーグ第11節で、リバプールは敵地でルートンと対戦し、1-1の引き分けに終わった。

 今季わずか1勝と下位に沈むルートンに対し、3位のリバプールは序盤から決定機を作るも、なかなか得点を挙げることができない。

 すると80分、自分たちのCKを跳ね返されてカウンターをくらうと、最後はタヒト・チョンに決められてリードを許す。それでも、90+5分にルイス・ディアスがネットを揺らし、土壇場で同点に追いついた。
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 格下相手に苦戦し、手痛いドローとなったリバプールの弱点を指摘したのが、クラブのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏だ。イギリス紙『Daily Mail』で「今のリバプールは、プレミアを優勝する準備ができてない」とし、次のように語っている。

「カウンターを止めるという点で、マンチェスター・シティには及ばない。どの対戦相手も背後を突くために、より多くのスペースを探している」

 さらにキャラガー氏は、この一戦でアンカーを務めたアレクシス・マカリステルにも言及。トップ下が本職の24歳に関して、「彼は中盤の底でプレーする選手ではない。ボールを受けるのは上手いが、守備面で苦労している」と主張した。

 現在のチームにはマカリステルのほか、アンカーを主戦場とする日本代表MF遠藤航も在籍しているが、出番は限られている状況だ。ルートン戦の結果を受けて、ユルゲン・クロップ監督は今後どのような策を講じるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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