サブ降格、批判、主将剥奪…地獄を見た男をマンUレジェンドが称賛!「逆境を跳ね返した」「今ではどの監督も彼が第一」

2023年11月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

指揮官も「ハリーのあのパフォーマンスには満足している」

日の当たる場所に戻ってきたマグワイア(右)。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド守護神ピーター・シュマイケル氏が、後輩のハリー・マグワイアを絶賛した。英紙『Mirror』が11月6日付けで伝えている。

 現在30歳のマグワイアは、2019年夏にレスターからDF史上最高額の8000万ポンド(約136億円)でユナイテッドに加入。以来、キャプテンとして活躍するも、昨夏にエリク・テン・ハーフ監督が就任すると、サブに降格した。

 著しい序列低下に伴い、ついにはキャプテンを剥奪された今季も開幕からベンチ生活が続いていたが、定位置を争うライバルの怪我により、スタメンに復帰。プレミアリーグ8節から4戦連続でフル出場しており、今月4日に行なわれたフルアム戦(1-0)でも完封勝利に貢献した。
【動画】復活を象徴!マグワイアがCLで叩き込んだ魂の決勝弾
 そうした活躍を受け、シュマイケル氏は「(フルアム戦の)ベストプレーヤーはハリー・マグワイアだ」と断言。試合に出られず、一部のファンからは"金食い虫"と揶揄された日々からの復活を称えた。

「堂々としていて、ここにも、あそこにも、どこにでもいた。逆境に立たされ、批判を浴びながら、それを跳ね返した。今ではどの監督も彼を第一に考えている。ファンタスティックだ。今日のマン・ユナイテッドの勝利は彼なしにはありえなかった」

 また、テン・ハーフ監督も「彼のプレーは素晴らしかった。リーダーシップを発揮し、ポゼッションの場面でもそうでない場面でもとても良かった。ハリーのあのパフォーマンスには満足している」と賛辞を惜しまない。

 地獄から這い上がり、確かな評価を得るマグワイア。ライバルが怪我から戻ってこようが、ポジションを明け渡すつもりは毛頭ない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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