「他の誰も彼のようにはできない」旗手怜央の離脱にセルティックOBが見解。現地メディアも「中盤での動きは一級品」「特別な選手」

2023年11月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「脇役だった選手たちがうまくやれるかどうかも楽しみ」

2か月は離脱する見込みとなった旗手。(C)Getty Images

 セルティックの中盤において、旗手怜央が重要な存在なのは周知のとおりだ。その代わりを完全に務めることはできないとの声もある。

 チャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリー戦で負傷交代を余儀なくされた旗手について、ブレンダン・ロジャーズ監督はクリスマス以降の復帰になると明かした。2か月は離脱となる重傷だ。

 旗手がカラム・マグレガー、マット・オライリーとともに、中盤の大黒柱となってきた旗手。『THE BOOT ROOM』によると、クラブOBの元スコットランド代表サイモン・ドネリーは、『Clyde SSB』で「彼にできることはクラブの誰も他にできないと思う」と話した。

「オライリーは絶好調だ。素晴らしい選手だよ。だが、ハタテにできることは他のミッドフィルダーにできないと思う」
 
 ドネリーのコメントを伝えたTHE BOOT ROOMは「ハタテは本当に特別な選手だ。今季は彼のベストではなかったが、ケガをする前に復調の兆しはあった」と報じている。

「彼のパスレンジとビジョンは、とにかく信じられないほどだ。仕事ぶりと中盤での動きは一級品。事実、ドネリーが『天才』と信じるほどに優れた選手なのだ」

 しかし、チームメイトたちが旗手離脱の穴を埋めなければいけないことは変わらない。岩田智輝やデイビッド・ターンブル、パウロ・ベルナルド、オーディン・チアゴ・ホルムといった選手たちの奮起を期待する声もある。

 THE BOOT ROOMは「セルティックのサポーターは、(旗手の)復帰を強く願っているだろう。ただ、脇役だった選手たちがうまくやれるかどうかも楽しみにしているはずだ」と続けた。

「ハタテを失ったことは落胆だが、ホルムやベルナルド、イワタ、ターンブルといった選手たちがステップアップするために何ができるかを見るのは本当に楽しみだ」

ロジャースとセルティックは、旗手不在の間を乗り越えることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】「涙ぐんでいた」顔を覆いながら交代し、ロジャーズ監督に抱きしめられる旗手

【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!

次ページ【画像】顔を覆いながら交代する旗手

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事