落ち着いた対応に反響が集まっている。

　湘南ベルマーレは10月28日、J１第31節でヴィッセル神戸と対戦し、１－１のドロー。この試合の終盤に緊急事態が起きた。

　１－１のタイスコアで迎えた90分、湘南のGK富居大樹が負傷してピッチを後に。しかし、５枚の交代枠を使い切っていたため、控えのGKを投入できず。CBの大岩一貴が急遽GKを務めることになった。

　10人と数的不利の状況で、何としてでも最少失点に抑えたいなか90＋８分、臨時GK大岩に見せ場が訪れる。左サイドからの神戸の本多勇喜のクロスに反応。見事なタイミングで飛び出して、しっかりと落下地点を見極めてボールをキャッチした。
【動画】湘南キャプテン大岩のナイスキャッチ！

「FPによるナイスキャッチ⁉️ 試合終盤のアクシデントで急遽GKを任された湘南ベルマーレ大岩一貴選手が、クロスボールに勇気を持った飛び出しをみせる。これには会場のサポーターからも大歓声が」

　Jリーグは公式Xでこう綴り、キャッチシーンをアップロード。これにはファンからも、「ちょいと前に出て取る感じたまらん」「この試合で一番面白かった」「デヘアよりもクロスのキャッチングうまい」といった声が上がった。

　湘南はキャプテン大岩の奮起もあって勝点１を掴んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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