「クラブ間の韓日戦で優位を占めた」韓国勢が日本遠征“2勝1敗”、母国メディアも自信「日本サッカーの聖地で収めた勝利。特別な意味を持つ」

2023年10月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

クラブレベルで日本勢は“負け越し”

GS第3節で浦項は浦和と敵地で対戦。2-0の完勝を収めた。(C)SOCCER DIGEST

 敵地での2つの勝利に、自信を深めている。

 今季のACLで、韓国勢は蔚山現代、全北現代、浦項スティーラーズ、仁川ユナイテッドが参戦。このうち蔚山、浦項、仁川の3チームが、Jリーグ勢と同じグループに配された。

 この3チームはすでにアウェーでの日本勢との対戦を終えている。蔚山は2節で川崎に0-1で敗戦も、仁川は開幕節で横浜に4-2で圧勝。そして浦項は先に行なわれた3節・浦和戦で、2-0の完勝を収めた。

 日本勢との対戦は2勝1敗。韓国メディア『エクスポーツニュース』は「蔚山が川崎遠征で0-1で敗れたが、日本遠征3試合で意外な成果を収めたわけだ」と記し、「何より仁川と浦項が、日本サッカーの聖地のような2か所で収められた勝利だから、さらに特別な意味を持つ」と報じる。

「横浜国際総合競技場は、2002年の韓日ワールドカップが開かれた競技場の一つで、ドイツとブラジルの決勝戦が行なわれた。なんと7万2000人余りを収容できる大型競技場で、日本最大規模を誇る。こんなところで仁川が勝利を収めたので、その意味は格別だ。

 さいたまスタジアム2002は、日本サッカーの"心臓"だ。横浜のスタジアムに続き、2番目に規模が大きく、韓日ワールドカップの準決勝が開催された場所。昨季のアジア・チャンピオンズリーグ優勝チームの浦和のホームで、日本代表チームのホームでもある。韓国のソウルワールドカップ競技場と同じ象徴性を持ったスタジアムだ」
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 さらに記事では、「クラブ間の韓日戦で優位を占めたのが嬉しい理由がまだある」とし、日本と韓国の代表レベルの対戦に言及する。

「最近、各世代の代表チームの韓日戦では、韓国が劣勢だった。2019年12月、東アジアカップで1-0で勝利した後、今年7月まで、日韓戦5連敗の屈辱を味わった。5試合とも0-3の敗北。日本と韓国の格差が広がったのではないかという声が出た」

 その後は、8月にU-18代表が1-0で勝利し、負の連鎖を断ち切ったが、U-15代表が0-4で完敗。最近の対戦では、アジア競技大会の決勝で韓国が2-1で日本に勝利した。

「8試合で2勝6敗で、代表チーム同士の対戦で大きな話題となった韓日戦だったが、Kリーグは劣らないということが、今回の日本遠征の3試合で証明された」

 クラブレベルでは"負け越した"日本勢。グループステージの後半戦では巻き返すことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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